■衣類についた汗は
汗がついた時は、ややゆるく絞ったタオルでたたき、他の布に汗の成分を移し出しておくと変色を防げます。
■ニット製品について
30秒ぐらい脱水すると、水の重みで伸びたり型崩れするのを防げます。干し方は平干しをおすすめします。
■残り湯でのお洗濯では
合成繊維製品を再汚染させる場合がありますので注意が必要です。すすぎは新しい水を使うことをおすすめします。
■洗剤は1回で十分
洗濯の途中、洗剤をつぎ足したことはないですか?これは汚れた洗濯液をきれいにするためだけに働き、洗浄力はアップしません。
■洗濯は手短に
洗濯時間はふつうの汚れなら6〜7分、ひどい汚れでも10分で十分です。洗濯時間が長くなると、それだけ生地にも負担がかかり傷みやすくなります。
■日干し、陰干し
日なたに干すものとして、白地の木綿、麻、レーヨンなど。陰干しがよいものは白い絹、毛、ナイロン、日光に弱い色物などがあげられます。
■シミの分別には
何のシミかわからない場合は、水を1滴落としてみます。シミの部分に水がしみたときは水溶性、逆に水をはじくようなときは油性のシミと考えます。
■水溶性の汚れに関する応急手当
酒類、ジュース、お茶、しょう油など水溶性のシミは台所洗剤溶液を含ませた布で、こすらずたたいて他の布に移し出します。
■窓ガラスのお掃除は
チョコレートやドレッシングなど油性のシミは、付いたらすぐにティッシュペーパーなどで油分を吸い取っておき、その後、ベンジンを含ませた布でたたきます。
■ニット製品について
窓ガラスの汚れは絞ったタオルか、水に浸した古新聞で拭き取ります。クレヨンの落書きはアルコールを歯ブラシに付けてこすると落ちます。
■ジュータンについた汚れは
ジュータンのとれにくいシミは、中性洗剤を泡立てて、その泡を歯ブラシ等に付けて洗い、すぐに乾いたタオルで拭きあげます。
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■木綿のお手入れ
できるだけ、度々日に干すことが長持ちさせるコツで、午前10時〜午後3時の間、約3時間ぐらいが適当です。
■銀面のお手入れ
銀面(皮の表面)に付いた手アカ、シミなどは、靴クリームをガーゼに付けて拭き取り、やわらかい布でこすります。
■スエードのお手入れ
スエード(皮の裏面)が雨に濡れたときは、乾いた布で拭き取った後、陰干しします。途中軽く揉んであげましょう。
■革靴のお手入れ
革靴を雨で濡らしてしまった場合は、新聞紙を詰め、かかとを上にして立て掛けて乾かします。完全に乾燥したら靴クリームを塗りましょう。
■毛皮の保管について
毛皮の保管は10度以下が最適です。20度以上になると劣化がはじまり、27度以上ではその傾向がさらに進むので、保管には十分なご配慮を。
■ガード加工をおすすめします
ガード加工は水だけでなく、汚れも浸透させませんから、ゴルフ帽、日傘、スキー服などにもガードしておくと便利です。
■防虫剤の種類に気をつけて
防虫剤にはパラジクロルベンゼン、ナフタリン、しょうのう、ピレスロイド系などがありますが、2種類を混用すると、溶けてシミの原因になることがあります。
■虫干しは晴天に
虫干しは雨の日は避けて、晴天続きの乾燥した日に。時間は午前10時から午後2時頃までに風通しをよく行ってください。
■シーツやカバーは
シーツ、カバーは季節によって変えると新鮮です。冬用には暖色系で華やかなもの、夏にはさっぱりした無地やストライプなど。
■小まめにクリーニングを
コートや背広、ワンピースなどはシーズン終了まで着詰めではなく、途中で一度クリーニングした方が、風合いを保ち生地も長持ちします。
■絹のスカーフのお手入れ
約30度のぬるま湯に中性洗剤を入れ、揉まずに洗います。アイロンがけは当て布をして120〜130度くらいで軽くかけます。
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